★んでたかも・・・。

昨夜、或るテレビ番組を見ていて、25年ほど前に有った

出来事を思い出しました。


当時の仲間と5月の連休前に、車の屋根のキャリアにサ

ーフボードを括り付けて、早朝の薄暗い時間に第三京浜

を海に向けて走っていたところ ボンッ!と車体に何かが

当たった音が・・・・。


直感的にボード・キャリアのゴムが切れたんだと思い、路

肩に急停車して車を降りて確認。


案の定ゴムが切れていて、積んでいた2本のボードが飛

ばされ そのうち1本は 多少は傷が付いたものの路肩に

落下していて無事に回収。


ところが、有ろう事か もう 1本のボードの方は中央分離

帯の植え込みの上に・・・・。


取りに行くにはあまりにも危険なので、諦める事も考えた

けど、なにせ高価なサーフボードなので私が車線を横断

して拾いに行く事に。


早朝で交通量も少なく、遥か遠くにヘッドライトが小さく見

える間に路肩から走って中央分離帯へ。


中央分離帯から拾い上げたボードは無傷で一安心・・・・。


拾ったボードを抱えて、今度は中央分離帯から路肩に戻

らなければなりません。


植え込みにしがみ付いて戻るタイミングを計っていて 私

は気付かなかったのですが、道路がすいているのに何を

思ったか、1台の車が走行車線から追い越し車線に車線

変更したそうです。


仲間の 「ああ〜」 の声に振り向いた瞬間、ヘッドライトが

一瞬見えたのと同時に、コツッという軽い衝撃と体の左側

を強風が吹きぬけた感じがしました。


恐らく、時速100kmは出ていた車が私の左足の甲の上を

通って、ふくらはぎの外側 をかすって、抱えていたボードに

軽く接触して体の横を走り抜けて行ったのでした。


もし あと数センチ車が右寄りを走っていたら、今こうして

暢気にブログなんか書いてなかったと思います。


目の前にヘッドライトが見えたほんの0.0何秒の間に子

供の頃の事や亡くなった祖母の事、自分の事が記事にな

った翌日の新聞が走馬灯の様に頭の中を駆け巡りました。


当然その日は、轢かれた足の痛みと それ以上に精神的

なショックで、海には向かわず途中で引き返しました。


言うまでも有りませんが、高速道路を歩く事は そのまま★

を意味します。